OMRとOCR 違いは(3) 比較
- 小西東次朗
- 2017年1月30日
- 読了時間: 2分
OCRの良いところは汎用性あるところです。OMRは単にマークを読み取るだけです。いわゆる専用機です。今でもOCR装置で入力作業をする時には一枚ずつデータが間違いなく読み取れているかどうか確認作業が必要です。それは画像データを文字列やマークとして変換していますから、間違いがないかどうか人間の目で見て確認作業をしてあげる必要があります。そのためにオペレータの教育や機器の保守点検などメーカーが責任を待って運用に協力してくれます。そういう体制もまたきちんとしているから、安心して購入し利用できるのです。そのための要員も充分確保されています。ですから、官公庁や大企業、中小企業や研究所、製造業流通業、大学等々人事部や総務部で安心して多くのユーザーが利用しています。
OMR装置は専用機ですから、先ほども言ったようにマークがある、なし、ですから、一度に10万枚や20万枚と読み込ませても、エラーは起こりません。起こるとすればマークをすべき所にマークがない場合とか,ひとつのマークの所にふたつマークをした等、記入する側のミスで,いわゆる読み取りエラーはないと言っても過言ではありません(実績で)。それだけ信頼のおける装置なんです。JRAの中央競馬会や、TOTO等お金をかけるマークシートにも利用されていますから、これが間違いを起こしたら大変なことになりますね。競馬場が暴動にもなりかねませんよね。そういった信頼性の元で、OMRが入学試験や大学のセンター試験に採用されている理由だと思います。センター試験は単純にマークですね。
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