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英語の試行調査が始まる

  • 小西東次朗
  • 2018年2月13日
  • 読了時間: 2分

2月13日付の産経新聞によると大学入学センターは平成32年度から始まる「大学入学共通テスト」の試行調査を始めた。全国の国公立私立158校の高校2年生(約6700人)が対象で現行のセンター試験と同様、筆記とリスニングをマーク方式で出題し、3年後の本番試験に向けて形式や難易度を検証する。と報道している。(2月13日付)又民間の検定試験を活用するが35年度まではセンター作成のマーク方式も併存させる事になっている。

1990年から始まったセンター試験のマークシート方式の解答方法が「暗記中心で物事を深く考えさせない」との文科省の認識で改めるという事になってきている。記述式設問は国語数学共に3問程度から始まっているが、本当に公平な採点が出来るのかとの疑問も有り、今後どの程度、記述式とマーク方式を併存させていくのか、受験生ならずとも不安である。

 例えば京都大学では記述式は従来の大学生に対する前期後期の通常テストの様にひとつの設問だけで生徒に答えさせるテストで、生徒のオリジナルな回答を期待しているようだ。その採点結果は公表されていない。そういう大学であるから、特色有る学生が入学してくるのかなと思う。

 個人的な意見ではあるが、センター試験など辞めてしまって、個々の大学が自身の問題を作成し生徒を募集し個性豊かな学生を育てていくほうがこれからの社会には,いいかなと考える。

 何もセンター試験で画一的にしなくても、記述式も有、マーク式も有、それぞれのいいところをとって個性豊かな日本人を育てるようにしていけば、多少は大学の負担が増える事にはなるだろうけど、今のように何もせず補助金をもらって経営努力も何もしない粗製濫造とまでは言わないが、そんな学生を世に送り出している大学は少しは反省をして、努力するかも知れない。

 ちょっと過激な意見では有るが、センター試験の方式が変わるに当たって、意見を述べてみた。


 
 
 

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