センター試験もマーク方式と記述式に
- 小西東次朗
- 2017年10月27日
- 読了時間: 2分
産経新聞などの報道によると、2020年(元号が変わる可能性があるので西暦表記)以降もセンター試験でマークシートを使用した、マーク方式と記述式の両方を採用すると文科省が決定したと述べている。(大学入学共通試験の呼称が使用される)
確かにマーク方式のデメリットもあるが、そればかりが強調されてきた試験制度だけれど、客観的な試験の採点という事では大きな役目を果たしたと思う。文科省が出遅れたのは大学のあり方を日本の将来に合わせて指導してこなかった事のほうが大きいと個人的に思う。
駅弁大学という嫌な言葉があるが、とにかく大学の粗製乱造とは言わないが大学を多く認可して、
補助金を垂れ流しした。そのため大学の質の低下と経営の甘い大学がたくさん出来て質の悪い学生も多く輩出してしまった。誰でも大学へ行ける世の中にはなったのはいい事のように思うが、希望しない子ども達までもが親から大学ぐらいと説得されて嫌々いってるケースもあるだろう。
そんな子ども達こそ実際の社会に出て自分の好きな事が出来る職業に就くような高等学校での職業指導を進めるべきかなと考える。あえて言うなら商売体質が優先されて、本来人間形成やそのための教育がおろそかになっている大学の経営者が(補助金があるため経営体質が悪くても倒産しない)甘い経営を依然として続けられるような体制は文科省も考えてもらいたい。大学制度の見直しは早急にされるべきと考える。
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