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OMR OCR スキャナー 違いは(2)

  • 小西東次朗
  • 2017年2月2日
  • 読了時間: 2分

もうちょっと言いますと、ここに日本人とアメリカ人とタイ人がいたとします。それぞれの意思伝達手段は共通の言語で英語(TWAIN)とします。でもそれぞれの出身地(GUI)が違うため,言葉には訛りがあります。標準的な英語(TWAIN)を使用しているのですが、出身地(GUI)が違うために所々分かり難いことが起こります。

 大変乱暴な説明で例えが的を得ていなくてちょっと間違っているかも分かりませんが、恐縮なんですがこういうようなことだとお考え下さい。

 OCRのメーカーであれば何処の出身地(GUI)であっても同じ言語(TWAINとは違いますが)で分かるようになっていて、完結していますが、多くのスキャナーのメーカーとソフトウェア-のメーカーが混在する中では、最初に正しい共通言語(TWAIN)を使っても、完全に理解できるとはいかないようです。スキャナーの癖、画像を読み込むためのソフトウェア-の癖が存在します。

 常にスキャナーのメーカーは新製品の開発をしますので、読み取りソフトもそれに合わせて追加された機能を使えるように、同じく開発しなければなりません。そこが一元的に開発できるOCRを作っているメーカーとの大きな違いです。

 ハード、ソフト別々に開発販売する場合は、開発する企業同士がお互いに開発データを開示するほうがうまくいきます。その実例がパソコンの世界ではIBMが開発した現在のパソコンと、その基本的なソフトウェアであるOS(operating System)のマイクロソフトがあります。IBMが機器の全てをオープンにしましたので、マイクロソフトのビルゲイツがマイクロソフト、オペレーティングシステムを開発できました。


 
 
 

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